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がいなおばちゃんのお好み焼き。 [ドン・タニシの香川るんるんグルメ日記]

ドン・タニシ  「今日は天気がええからランチを兼ねて遠出してみるか」
キマコ     「賛成!」
この間、大雨の日も雨やからって車で遠出してなかったですか?
ドン・タニシ  「また、人を異邦人みたいに言う」
はあ? 久保田早紀ですか?
ドン・タニシ  「もうー。メダカ君、カミュの『異邦人』読んでないんか?
         罪を犯したのは太陽のせいってやつよ」
はあ。お好み焼き食べに行きたいだけのような気がするけど…。
ドン・タニシ  「もうー、ごちゃごちゃ言いよったら置いて行くぞ」

おでん.jpg骨付鳥.jpg
●おでん 上からとり皮、蒟蒻、キモのたまご          ●やまだの骨付鳥かしわ玉.jpg山田焼そば.jpg
●かしわ玉 420円                         ●やまだ焼 そば焼 575円

「四角家」からは車で15分くらい。
高松市街地から少し外れた香西という町に今回お目当てのお好み焼き屋がある。
「お好み焼き やまだ」 というその店は、創業40年以上。
香西寺のすぐ手前にあり、近くで子供が遊んでいたりと風情がある。
地元ではよく知られた店だ。もともとかしわ屋(鶏肉屋)さんが隣で始めた店らしいが、
今ではお好み焼き屋の傍らにかしわ屋さんがあるという感じだ。
そういえば、昔は鶏肉専門に扱うかしわ屋さんというのがたくさんあったなあ。

お好み焼き好きのドン・タニシが思い出したように「やまだ」に行こうと言いだしたのは、
単純に言うと、今、思い出したからだ。そのままやんけ!
えー、ボスの名誉のためにもう少し長く説明すると、
以前「四角家」が山陽放送の「VOICE21」の鉄板特集に出たときに「やまだ」さんも出ていたのだ。
そのときに、ずらっと並ぶ鉄板を前におばちゃんたちがお好み焼きを焼くシーンが、
圧巻だった。その時のBGMがサラ・ブライトマンの「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」。
完全にその回を持って行かれた名シーンだった。
「やまだ」にはかなり昔食べに行ったことがあったのだが、同じ回に出た縁?もあり、
また行ってみたいと思っていたのだ。

しかし、実際、おばちゃんの迫力はTV以上だった。
ほかの店でも言えることだが、やっぱり長年人気の店で切り盛りしている人はオーラが違う。
ドン・タニシも惚れるほどのおばちゃんのだみ声と客さばき。
おばちゃんというより、ほぼおっちゃんだ。たこの刺身.jpg そのうち、ゴルフ帰りらしき団体さんが来たのでカウンターに移ってもらえないかと言われた。
こちらは2人でテーブル席にいたので当然快く移った。
すると、すぐさま「移ってもろたけんどうぞ」と蛸の刺身が
出てきた。ちょうどここのおっちゃんがさっき釣ってきて
さばいたばっかりだったようだ。
こういうのをささっとできる機転もさすが。
新鮮も新鮮。プリプリのタコ刺しだった。ラッキー。

悩ましい表情のドン・タニシ.jpgカウンターから.jpg
やまだ焼はとりがたくさん入ったもので、お好み焼きとそば焼きとうどん焼きが選べる。
お好み焼きは独特の生地でキャベツや卵、肉を包んでいくように焼く。
生地の割合が多いのだが、柔らかくてちょっとタコ焼きのような生地だ。
高松で人気のお好み焼き屋さんのソースは甘めなのが多いけど、ここのは甘くない。
酸味が強いので、アルコール飲む人向きかなあ。
骨付鳥も頼んでみる。下味はつけてない。そのかわり表面に塩とコショウをしっかり。
肉が新しいせいか臭みなどまったくない。あっさりとしているのだ。
鉄板でパリパリに焼けた皮と肉を一緒に食べるとうまい。
この古い建物とゆがんだ鉄板から繰り広げられる豪快な鉄板料理、
そしてそれ以上に豪快な店主あり。
「店って深いなあ」としみじみ噛みしめる、ドン・タニシであった。

山田屋外観.jpg山田屋おばちゃん.jpg お好み焼  やまだ    住所●高松市香西西町203  電話番号●087-881-2329
                  営業時間●11:00~20:00   定休日●第1・3日曜、第4水曜

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