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ついてる。 [タニシノコトバ]

年末に商店街のくじ引きに行った。現金つかみ取りがこの商店街の恒例行事であり
キマコのライフワーク(本人いわく『唯一の特技』)だったのだが、
今年はすべて景品に変わっていた。がっかりするキマコをよそに知らないおっちゃんが
見事オーブントースターを当てて自転車に積んで帰るのを目の当たりにする。
俄然ファイトがわいてくるではないか。何が当たるんだ。順番を待つ間、
景品を覗いていると目についたものがあった。キョロちゃんほかお菓子詰め合わせ。
子供の頃から大好きなキョロちゃんのチョコボール・ピーナッツ。
タニシにとって特別なお菓子、よしっ、キョロちゃんを当てるぞ! 意気込むタニシ。
まずは空気清浄機を目指すキマコ。くじを回して・・・カランカラーン! おおっ!!
「おめでとうございます。トイレットペーパーです。サイコロの目の数だけ差し上げます」
ころころ・・・。6の目を出して6個もらうキマコ。流石こういうところ、抜け目ない。
次にタニシ。カランカラーン! 再び鐘が!
「おめでとうございます。キョロちゃんお菓子詰め合わせです」
おおおーっ!!! (そんなに喜ぶか? 唖然とするキマコ)

ついてる。来年はいい年になりそうだ。

I’m in luck.

タニシノ言葉2019.jpg 年末最後の仕事はブログの執筆。今年を一年を振り返る「四角家」にとっての恒例行事なのだ。 2019年は一年前にも書いた通り、あたためている夢を進めることが目標だった。店のお休みを増やして、その分色々と準備を進めていたのだが、「四角家」の本体を脅かす大問題が起こる。創業以来11年間にわたって「四角家」の皮を作っていただいていた皮屋さんが廃業されるという知らせだった。これは早急に新しい皮を見つけなければと必死に全国の皮屋さんを探す。気に入っていた皮だけになかなか同じような皮は見つからない。四角い皮、特にそばをあつかってもらえるところは厳しく、最悪店を閉めなければいけないかも、という思いもあった。自分は四角い餃子で勝負したい。皮のために三日月型に変える気持ちは毛頭ない。そんななか、灯台もと暗し。地元香川の老舗の製麺所さんが引き受けてくださった。皮のありがたみを感じつつほっとしたのも数ヵ月。こちらも廃業されることに。これほど皮に悩み、皮を研究し、皮のありがたみ、皮の大切さを思い知った年はない。そしてやっと見つけた新しいパートナー(皮屋さん)。あらためて餃子への自信と誇り、そしてまだある進化の余地を教えてくれた。
2019年を表す漢字は?と聞かれれば、迷うことなく「皮」
そんなわけで、来年こそ、新しい夢へのチャレンジ、再び。 2020年はきっとついてる。なんとなくいい年になりそうな予感。 「四角家」にかかわるすべての皆様に感謝して2019年を〆たいと思う。


【2019年戦利品】
戦利品.jpgトイレットペーパー.jpg

新年は1月2日から営業いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

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本場さぬきうどんは合田照一商店
四角い餃子を注文する

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