ドン・タニシ、羽根付き餃子の焼き方を指南。
本日、2011年11月18日(金)発行の四国新聞「オアシス」の巻頭特集は餃子特集。
「四角家餃子本舗」からは、海老とクワイの餃子「海包(はいぱお)」が紹介されました。
実は、今回の特集ページの中に「羽根付き餃子のおいしい焼き方」のコーナーでは、
我々のボス、ドン・タニシが焼き方を指南したのでした。
普段、店では厚めの鉄板で餃子を焼くドン・タニシ。
テフロンのフライパンを使うのは逆にタイミングが取りにくく正直好きではない。
けれど、今回は家庭で誰もが簡単に焼けるような設定でなければいけないので、
取材前の1週間、テフロンのフライパンとお友達になる作戦を実施したのだ。
つまり、取材本番、できるだけ簡単にしかも正確な情報を伝えられるよう
繰り返し、予行練習をして万全の準備をしていたのである。
職人が弟子に料理の業を伝えるのと、広く一般の人に料理の情報を伝えるのは
まったく別の次元のこと。感覚は情報にならないからだ。
取材当日、カメラが向けられて失礼があってはいけないと、散髪して身だしなみも整え、
臨戦態勢で臨んだドン・タニシであった。
●記者さんのカメラにちょっと緊張。それでも説明をしながらていねいに餃子を焼く。
羽根付き餃子の焼き方
今回は冷凍餃子(北海道の宝永さんの餃子)で焼いています。
①フライパンに油をしき凍ったままの餃子を並べる。この時、真ん中に水分がたまらないように少し感覚を開ける。
②中火で少し焼き色を付ける。
③30対1(300ccの水なら粉が小さじ2)の割合で溶いた水溶き小麦粉(薄力粉)を外側からまわし入れ、蓋をして強火に。
厚めの羽根にしたいなら20対1で。※水の量は餃子によって異なるので説明書き参照。
④沸騰してきたら中火にして水がなくなるまで蒸らす。
⑤水分が飛んだら蓋を取ってフライパンを傾けしっかり水分を飛ばす。
⑥羽根部分が色づいてきたら、フライパンの直径よりひとまわり小さめの皿をかぶせ、ひっくり返せばできあがり。
この時、餃子が落ちてこないようならフライパンがかなり傷んでいると思われます。フライ返しなどでつついて返しましょう。
ポイント
●テフロンが傷んでいるときれいな羽根はできません。
●水分はしっかり飛ばしましょう。
●羽根を付ける場合は仕上げの油は差しません。油をさすと羽根がテカテカして美しくないので。
●羽根付きには薄めの皮の細長い形状の餃子が焼きやすく、見た目にも美しいような気がします。
羽根付きってちょっとうれしい!?
餃子にしても、鯛焼きやせんべいにしても羽根が付いてると
なんとなく得した気分になる。
自分で焼いてもきれいに羽根が付くとお店みたいで
ちょっと嬉しい。「餃子の羽根付きは好きだけど、
ナプキンは羽根がない方がいい」といのはキマコ嬢。
何のこっちゃ。
皮に粉が付いてる餃子は、小麦粉を入れなくても
水だけで自然に薄い羽根ができるよ。
焦がしたりうまく餃子がはがれなくて失敗しちゃう人は、
たぶんテフロンが傷んでると思う。
新しいフライパンで試してみて。
【アマゾンでも購入できるようになりました。】
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