サ・ヨ・ナ・ラ・カフェド。 [ドン・タニシの香川るんるんグルメ日記]
大変! 大変!
ドン・タニシ 「メダカ昼からピチピチうるさいのー。冬眠しとったんやないんかー」
冬眠どころじゃないんです。フォワイエビルがなくなっちゃうんですよ!
ドン・タニシ 「アホな。天下の安藤忠雄が建てたビルやぞ。千と千尋の神隠しやないんやから」
ほんとなんですって!
丸亀町のG街区の再開発であのあたり一帯つぶして新しいビルが建つんです。
ドン・タニシ 「なんとな。それは一大事でないか。カレーが食べれんよなるでないか」
………。
ご存知の通りFoyerビルは1984年に建築家、安藤忠雄氏が設計したファッションビルである。
当時はもちろんのこと、そのデザインは25年以上経った今でも十分斬新で新しい。
Foyerビルができる少し前に丸亀町に登場したSTEPビルも安藤氏の設計。
コンクリート打ちっぱなしで斬新なスタイルのこの二つのビルは高松のおしゃれの象徴だった。
数年前、そのSTEPビルをつぶして無印良品に変わったときも、なんという思い切ったことをするのか
と驚かされたが、今度はFoyerビルもなくしてしまうという。
再開発とはなんなんだと思わずにはいられない。
鳩山邦夫元総務相が東京中央郵便局の立て替えにあたって「トキを焼鳥にするようなもんだ」
と言ったのを思い出した。
壊してしまうのにはそれなりに大人の事情があるのだろう。
しかし、寂しい。高松の宝がまたひとつ消えようとしている。
ビルはともかく、「カフェ・ド・フォワイエ」である。
このビルの閉館と共に2010年2月28日閉店してしまうそうだ。
「カフェド」といえば以前「香川るんるんグルメ日記」でも紹介した四角家のランチスポットなのだ。
ベジタリアン、ドン・タニシの超お気に入りの野菜カレー、どうしてくれるんだ!
ということで最後のカレーを食べに行く。
あのカレーを食べてしまうと、もう他のカレーは食べられない。
機会あって他のカレーを食べると、すごく残念な気持ちになってしまって、
やっぱりフォワイエのカレーがいいよなと再確認する。
ところがだ。ガガーン! 売り切れだった。ケーキも少なくなっている。
そりゃそうだ。閉店を惜しむファンが連日たくさん来ている。
やむを得ず、もうひとつの人気メニュー「ポークライス」をいただく。
これはご飯の上にしょうが焼き風の絶妙な甘さのタレでソテーしたポークともやしがのっかっていて
なかなかうまいのだが、やっぱり最後はカレーでシメたかった。残念。
今週もう一度行けるかなあ。
●ポークライスは上にのっかった梅がポイント ●もう食べられないのか野菜カレー
25年以上前から多少のリニューアルはあったかもしれないが、この店ほとんど変わらない。
飲食店の中でもカフェというのはどうしても流行に流されやすいジャンルだと思う。
というより時代に敏感であるべきだと思う。
けれど、その中で変わらずやって来たのは、この店が「本物」だからだ。
流行りモノや見せかけのおしゃれだけのカフェが多い中、ここは最初からきちんとした店作りが
できていて、おいしいものを提供し続け、それを守る人がいた。
だから長い間人気カフェであり続けたのだ。
今でも古さを感じない。たぶん10年先に同じスタイルでやっていたとしても。
新しい形でぜひ復活してほしい、そしてとりあえずあのカレーは出して欲しい、
と願うドン・タニシであった。
●ガトーショコラ ●ミルクレープ
●抹茶のシフォン。鹿の子と生クリームとの相性も抜群。 でもキマコさんが一番好きなのは、木苺のケーキ。
カレーはもちろん、ケーキもおいしかった。
この外観はもう見られない。
サ・ヨ・ウ・ナ・ラ・Foyerビル。
サ・ヨ・ウ・ナ・ラ・カフェ・ド・フォワイエ。
サ・ヨ・ウ・ナ・ラ・野菜カレー。
ドン・タニシ 「メダカ昼からピチピチうるさいのー。冬眠しとったんやないんかー」
冬眠どころじゃないんです。フォワイエビルがなくなっちゃうんですよ!
ドン・タニシ 「アホな。天下の安藤忠雄が建てたビルやぞ。千と千尋の神隠しやないんやから」
ほんとなんですって!
丸亀町のG街区の再開発であのあたり一帯つぶして新しいビルが建つんです。
ドン・タニシ 「なんとな。それは一大事でないか。カレーが食べれんよなるでないか」
………。
ご存知の通りFoyerビルは1984年に建築家、安藤忠雄氏が設計したファッションビルである。
当時はもちろんのこと、そのデザインは25年以上経った今でも十分斬新で新しい。
Foyerビルができる少し前に丸亀町に登場したSTEPビルも安藤氏の設計。
コンクリート打ちっぱなしで斬新なスタイルのこの二つのビルは高松のおしゃれの象徴だった。
数年前、そのSTEPビルをつぶして無印良品に変わったときも、なんという思い切ったことをするのか
と驚かされたが、今度はFoyerビルもなくしてしまうという。
再開発とはなんなんだと思わずにはいられない。
鳩山邦夫元総務相が東京中央郵便局の立て替えにあたって「トキを焼鳥にするようなもんだ」
と言ったのを思い出した。
壊してしまうのにはそれなりに大人の事情があるのだろう。
しかし、寂しい。高松の宝がまたひとつ消えようとしている。
ビルはともかく、「カフェ・ド・フォワイエ」である。
このビルの閉館と共に2010年2月28日閉店してしまうそうだ。
「カフェド」といえば以前「香川るんるんグルメ日記」でも紹介した四角家のランチスポットなのだ。
ベジタリアン、ドン・タニシの超お気に入りの野菜カレー、どうしてくれるんだ!
ということで最後のカレーを食べに行く。
あのカレーを食べてしまうと、もう他のカレーは食べられない。
機会あって他のカレーを食べると、すごく残念な気持ちになってしまって、
やっぱりフォワイエのカレーがいいよなと再確認する。
ところがだ。ガガーン! 売り切れだった。ケーキも少なくなっている。
そりゃそうだ。閉店を惜しむファンが連日たくさん来ている。
やむを得ず、もうひとつの人気メニュー「ポークライス」をいただく。
これはご飯の上にしょうが焼き風の絶妙な甘さのタレでソテーしたポークともやしがのっかっていて
なかなかうまいのだが、やっぱり最後はカレーでシメたかった。残念。
今週もう一度行けるかなあ。
●ポークライスは上にのっかった梅がポイント ●もう食べられないのか野菜カレー
25年以上前から多少のリニューアルはあったかもしれないが、この店ほとんど変わらない。
飲食店の中でもカフェというのはどうしても流行に流されやすいジャンルだと思う。
というより時代に敏感であるべきだと思う。
けれど、その中で変わらずやって来たのは、この店が「本物」だからだ。
流行りモノや見せかけのおしゃれだけのカフェが多い中、ここは最初からきちんとした店作りが
できていて、おいしいものを提供し続け、それを守る人がいた。
だから長い間人気カフェであり続けたのだ。
今でも古さを感じない。たぶん10年先に同じスタイルでやっていたとしても。
新しい形でぜひ復活してほしい、そしてとりあえずあのカレーは出して欲しい、
と願うドン・タニシであった。
●ガトーショコラ ●ミルクレープ
●抹茶のシフォン。鹿の子と生クリームとの相性も抜群。 でもキマコさんが一番好きなのは、木苺のケーキ。
カレーはもちろん、ケーキもおいしかった。
この外観はもう見られない。
サ・ヨ・ウ・ナ・ラ・Foyerビル。
サ・ヨ・ウ・ナ・ラ・カフェ・ド・フォワイエ。
サ・ヨ・ウ・ナ・ラ・野菜カレー。
コメント 0