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四国でも人気のウイークエンド餃子。 [餃子お取り寄せ日記。]

餃子屋を開業する前から今日にいたっても、日々、餃子の研究に余念がないドン・タニシ。
全国のお取り寄せの餃子を数々食べてみて思う。
なるほどそれぞれに意図があり目的があり、おいしく工夫されている。
しかし、感動を与えられる餃子となるとそうはない。
そんななか、初めて食べたときにちょっとした感動を与えてくれた餃子を
久々に食べてみたくなった。九州は宮崎県の「ぎょうざの丸岡」だ。
ここの餃子、もとはお肉屋さんがサブのお惣菜としてはじめたのが九州で人気が広がって、
後に通販をはじめたらしい。楽天などのショッピングモールに載せているわけでもないのに、
ここ香川でも買って食べているとの話をよく聞く。
餃子自は安い分、送料が割高になるので女性が多い職場などで共同購入しているケースが多い。

丸岡ぎょうざ 包み.jpg丸岡ぎょうざ 粉だらけ.jpg
●50個1250円、たれは74円                         ●粉だらけの餃子

店売りの餃子はともかく、通販で冷蔵の生餃子を扱うところは少ない。
四角家餃子本舗も含め、ほとんどが冷凍である。なぜなら品質管理が難しいからだ。
スーパー等で売っている生餃子は日持ちがするよう保存料が含まれ、加工が施されている。
当然食材本来の味や香りは損なわれる。もちろん皮は死んでいる。
本当の生状態で作った餃子はせいぜい4日ほどしかもたない。
これを発送すると、翌日に届いたとしても3日。発送に2日かかると2日しかもたないのだ。
買う側にとってもリスキーなのに、それでも人気の餃子。
全国に生餃子通販を確立させた元祖である。
作ってすぐ冷凍をかけた餃子は新鮮さや風味を損なわず日持ちもするが、
生には生の良さがあるのだ。

そんなわけで、届いた餃子はアホみたいに粉だらけ。コーンスターチだ。
なんでこんなに思うかもしれないが、うどんの打ち粉と同じで餃子同士がくっつかないように
餃子の品質を守るために粉に包まれている。

丸岡ぎょうざ水入れる.jpg
●焼くときは粉を落として。多少の粉は羽になるけど焦げてしまうので。

ドン・タニシ、よそ様の餃子に敬意を表してていねいに焼く。

皮が薄い。薄い割にはしっかりしている。実はスープ餃子にもしてみた。
ここの餃子は、キャベツとにんにくと豚肉、青ネギといったシンプルな構成なのだが、よくできている。
バランスがよくうまい。キャベツとにんにくの旨さが生きている。
整ったキャベツのカット具合が小気味よい食感につながっているのだ。
味は濃い目。たれがなくても十分食べられる。
軽いタッチだが、パクパク食べているとしっかりとした豚の脂でお腹がいっぱいになる。
しかしにんにくは結構きつい。これがうまいのだが、仕事人は週末でなければ食べられない。
ちなみにスープにするとさらににんにくの風味がアップする。

丸岡さんの餃子を食べるのはこれで3回目。
ごくシンプルだと思っていたが、食べていて不図気づいた。
キマコ    「なんか香辛料が気になるなぁ。なんだろう。ううーん。甘いような、なんか中華系の…」
ドン・タニシ 「八角か!? 」
キマコ    「あ。発覚しました!」
不覚にも3度目にして気づく。味というものは奥が深い。
その時々で味の感じ方が違うのは、こちらのせいなのか、それとも改良されているのか。
それとも自然食材ならではの所以か。

お取り寄せを食べるのは小さな発見がいっぱいあって楽しいものです。
3月、いよいよ四角家にも5番目の餃子がデビューします。
まだ誰にもゆってないのに取材のオファーが来るんはなんでやろ?
ドン・タニシ 「メダカ、この前のブログで書いとったやん」
あ。

丸岡ぎょうざで昼ごはん.jpg
●老若男女に愛される丸岡の餃子。

P.S.四角家の餃子は食べた後の匂いは残りません。丸岡さんの餃子に負けずキャベツがおいしい餃子です。

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本場さぬきうどんは合田照一商店
四角い餃子を注文する

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