VOICE21「 あの店 この店 大集合！」に行ってきました。

ドン・タニシ　「今日の昼メシは三越でラーメン食うぞ！」
キマコ　　　　「おー！　あれ？　三越にラーメンありましたっけ？」
ドン・タニシ　「先週から三越でVOICE21のイベントをしよんよ。今日最終日やけんの。
　　　　　　　　俺らも来年の下見がてら行ってラーメン食うてこうで」
VOICE21といえば、香川・岡山の超人気ローカル情報番組。
番組で紹介されたお店を集めたイベントも人気だ。
ジュリー　　　「えっ！　ついに憧れのVOICEイベント、来年の出店決まったんですか！！」
ドン・タニシ　「いや……。ま、まあ急に出てくれゆわれて迷惑かけたらいかんけんの」



シルバーウィークの丸亀町商店街を三越まで歩く。さすがに人通りが多い。
再開発で工事中の柵で覆われていたビルが姿を現していた。
ドン・タニシ　「おお！　フランフランやないか！」
ビル壁面におしゃれな雑貨、インテリアで人気のフランフラン近日オープンの垂れ幕がかかっている。
意外な取り合わせだが、フランフランはドン・タニシのお気に入りのショップで、
大阪に行くたび、梅田の店に寄ってCDや小物を買っていた。
ドン・タニシ　「どこが意外じゃ。フランフランゆうたら俺そのものやないか。
　　　　　　　　　しかしうれしいのー。新しい２番街はちょっと期待できるのー」

●白メダカの多事魚論「商店街に喝！」
しかしである。休日で県外からもたくさんの人が街に遊びに来ているのに、店が閉まっているのだ。
ブティック、雑貨屋、楽器屋、お茶屋…。
実際、丸亀町商店街は月曜日を定休日としているところが多い。でもこの日は祝日である。
高速料金1000円効果もあってか県外から多くの人が高松に遊びに来ているというのに、
なんだこの商店街は？　こんなにシャッター下りてていいのか？
ドームの下でイベントしたり、お金かけて再開発もいいけど、
商店街はみんなで盛り上げなきゃいけないんじゃないの？

ドン・タニシ　「メダカー。たまにはええことゆうのー。
　　　　　　　　　このブログのタイトル、『多事魚論』だったんやの。
　　　　　　　　　俺のボケばっかり観察せんと、そういうことをもっと観察して論じて欲しいのー」

ドン・タニシ　「あれ？　メダカは？」
キマコ　　　　「あ、今三越のライオンに遊んでもらってます」
ドン・タニシ　「…。ほっといて瀬戸内の行列のできるラーメンとやらを食いに行くぞ｣


新館５階。ものすごい人だ。今回で９回目を重ねるもう定番となったVOICE21の人気の催しだ。
スイーツからラーメン、うどん、お惣菜までおいしそうなものが目白押し。
実演販売をしている「あおば」さんの餃子を観察。試食用のスープ入り餃子をパクッ。
「山田家」さんのよもぎうどんをツルッ。つづいて「たから」さんのごまのおはぎを…食う食う。
ドン・タニシ　「あくまでもこれは来年の勉強のためやけんの」
キマコ　　　　「…はい」
カキオコ（牡蠣入りお好み焼）で有名な岡山は日生町の「タマちゃん」
のブースの前を通りかかったときである。
タマちゃんのおっちゃんは横目でちろちろお好み焼を見るドン・タニシを見逃さなかった。
タマちゃんのおっちゃん「これ、うまいで。カキオコはもう売り切れたけどな、これおすすめ、豚の丞。
　　　　　　　　　　　　　　　うちで使っとる豚肉は云々かんぬん……（注略）……。
　　　　　　　　　　　　　　　とにかく食べてみてや。うまいで」
と猛烈ににまくし立てた。
ドン・タニシ、こう見えて結構誘惑に弱い。てゆうか、お好み焼には弱かった。
ドン・タニシ　「えっと、『豚の丞（じょう）』ふたつ」
キマコ　　　　「ボス、えーっと。もしもし？　ラーメンは？」
ドン・タニシ　「やめ」
タマちゃんのおっちゃん「あ。おねーちゃん、食べるときにな、
　　　　　　　　　　　　　　　ここを押さえとかないかんでー（片手で顔の横側を押さえて）」
キマコ　　　　「？」
タマちゃんのおっちゃん「ほっぺが落ちるから」


●ノリノリのおっちゃん。と、ドン・タニシ。てゆうか、なんでブースの中におるん!?　しかもコテ持っとるし！

なぜか、おっちゃんと意気投合するドン・タニシ。なんでやねん！　鉄板の職人同盟か？
さて、予定変更で豚のお好み焼を食べる。
席についてふたを取ると、向かいに座っているおばあちゃんが声をかけてきた。
おばあちゃん「それ、汁なしラーメン？」
なんでやねん！　ラーメンは日替わりで店が変わるのだが、この日は汁なし坦々麺の日だった。
汁はないけど、どうみてもラーメンには見えないんだけどなぁ…（苦笑）。

●いつになくさわやかにお好み焼を食べるドン・タニシ。 三越に行くとあってクラークスのシューズにベストでちょいおでかけモード。

ドン・タニシ　「やっぱ、VOICEの人気はすごいのー」
ジュリー　　　「来年は四角家も出店ですか」
キマコ　　　　「その前に、まず本編のテレビに出ないとダメなんじゃないの？」
ジュリー　　　「宮武アナ待ってますよー」

キマコ　　　　「あーっ！　お好み焼食べるとき、ほっぺ押さえるの忘れとった！」

その後、無事ほっぺの存在を確認し、明日のVOICE出演を夢見て今日も仕込みに勤しむ
キマコさんだった。