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「うどん棒」の冷天。 [ドン・タニシの香川るんるんグルメ日記]

高松の商店街近辺で県外客に人気のうどん屋といえば「鶴丸」と「五右衛門」が有名。
どちらも深夜営業しているのが特徴で、飲んだ後のシメとして使われることが多い。
商店街には他にもうどん屋はたくさんあるが、主にはセルフで地元サラリーマンに人気。
平日の昼はどの店も行列を作る。
そんな中、昼間セルフでなくきちんと作ったうどんを出してくれる老舗のうどん屋さんがある。
「うどん棒」だ。
ドン・タニシ 「おー。うどん棒、懐かしーのー。うどん棒の冷天(ひやてん)食いたいのー。
        よしっ、今日はうどん棒じゃ!」
キマコ    「あれ。うどんと言えばかけしか食べないドン・タニシが冷天ですか?」
ドン・タニシ 「かけは熱いやないかー」
キマコ    「………???」
ドン・タニシ 「25年くらい前かのー。昔あの近くの雀荘で麻雀するとき出前してもらいよったんじゃー。
        決まって冷天。麺は冷たいけど天ぷらはあつあつ。
        麻雀打ちながらでも食べやすいしの。うまかったー」

早速、うどん棒本店へ。「四角家」からだと歩いて7分くらい?
この日、日曜だというのに、南新町商店街は人通りも疎ら。お寂しい限りだ。
空き店舗も目立つ。商店街から西へ入る。
ガラガラッと扉を開けると…。昼も2時過ぎているというのに、ここはどうだ。
ほぼ満席ではないか。すごい活気だ。声を張りながらホールと厨房を行き来するおばちゃんたち。
しかもこの店、メニューがものすごく多い。にもかかわらずおばちゃんの手際のよさと言ったら。
日曜とあって観光客と地元客が混在している。さすが、みんなうまい店はよく知っている。

うどん棒 冷や天.jpg
●冷天うどん 630円
これが冷天だ。冷たく引き締まったうどんとアツアツの天ぷら。

うどん棒 ざる天.jpgうどん棒 山菜おむすび2.jpg
●ざる天うどん 950円                         ●山菜むすび 270円
つやつやの麺。

普段セルフのうどん屋ばかり行っていると、たまにこういうきちんと作られたうどんを食べると
ちょっと感動する。近頃、さぬきうどんも細麺がブームだというが、この店は昔からずっと細麺。
満席だし少し待たされたが、オーダーを受けてからきちんと揚げた天ぷらはアツアツだ。
ネギもセルフ店とは違う。讃岐の細ネギだ。これよこれ。ネギうまいなー。
これぞプロの店。県外客は探検がてら行く激安のセルフ店を好んで行く。
それはそれでセルフ店なりのおいしさやおもしろさがあるけれど、
やっぱりこういうきちんとさぬきうどんを出す店には足を運んで欲しいと思う。
ドン・タニシ 「メダカ、ええこと言う。そーなんよ。やっぱ冷天うまいんよー」
ざる天を食べながら、季節限定の「牡蠣たまうどん」がすごーく気になるキマコさんだった。
もうそろそろ食べられるんじゃない?

うどん棒 店頭2.jpg
うどん棒本店
高松市亀井町8-19
電話 087-831-3204
営業時間 11:00~21:00

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本場さぬきうどんは合田照一商店
四角い餃子を注文する

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