行列のできるうどん屋。 [ドン・タニシの香川るんるんグルメ日記]
香川のうどん屋の昼は凄まじい。
12時から1時ともなれば店の外まで行列ができている店が少なくない。
早い、安い、うまい。サラリーマンの昼休みにこれほどよくできた飲食店はないのだ。
写真は言わずと知れた行列の店、山越うどん。
四角家の昼。仕込みが忙しいときははセルフのうどん屋でささっと済ますことが多い。
ドン・タニシが注文するのは、決まって「かけ」だ。
オプションは野菜の天ぷらしか取らない。ドン・タニシはベジタリアンである。
天ぷらはうどんに入れない。だしがにごるから。
ネギはスプーンに5杯。ネギは好きだ。
ドン・タニシなりの美学があるらしい。
へえ~。ボス、さすがうどんにも一考持ってるんですね。
ドン・タニシ 「別にうどん通ではないけど、一応讃岐の人間やからな」
ふ~ん、じゃあどこのうどん屋さんが好きですか?
ドン・タニシ 「そやのう。しいて言えば『蒲生(がもう)』かのう」
なるほど。そういえばボス昔、麺通団の団長のもとで仕事してたんですよね。
『恐るべきさぬきうどん 麺地創造の巻』にも登場してるってキマコさんから聞きましたよ。
『山内』発見の時にも団長と車同乗してたし、
『あたりや』の情報を団長に報告したのもボスだって。
ドン・タニシ 「まあの。昔の話じゃ」
へえ~。でもすっかりうどんブームになりましたよね。
あの『山越』も今や香川の観光スポットですもんね。
ドン・タニシ 「『山越』は行ったことないのう」
え??? 行ったことない? あの有名な『山越』に? うそー。非国民。いや非讃岐人!
いきなりうどん論語るから、さすがと思ったのに。
ドン・タニシ 「俺ひとこともうどん通やゆうてないんやけど。
メダカが勝手に盛りあがっとんやないか」
それにしてでも香川の人間なら『山越』くらいは一度行っとってもええような気がしますけど。
ドン・タニシ 「確かに」
並んでいる。人気の飲食店入るのに並ぶのも、人気の商品買うのに並ぶのも、
テーマパークでアトラクションに並ぶのも、空港で税関くぐるのに並ぶのも…、
とにかく並ぶの大嫌いなドン・タニシが並んでいる。
ドン・タニシ 「メダカが人でなしみたいにゆうからやないかー」
どくれて並んでいるのかと思いきや、ちょっとうれしそうだ。
ドン・タニシ 「なにせ、はじめての『山越』やけんの」
キマコさんは3度目だ。一度めはまだ入り口入ってすぐがうどんを食べるところだった頃。
2度目は団長と。しかもこのときはケンタロウが一緒だった。
料理研究家の?
キマコ 「そ。私は撮影係」
なんの撮影?
キマコ 「私の個人的なアルバムの」
それって職権乱用ってゆわない?
キマコ 「本にサインもらっちゃった」
キマコさんの話はほっといて…
この日も店の外に長い列ができていた。でも意外にスムーズ。
さくさく進めるのはすばらしい導線の作り方と手際のよさ。お見事である。
今日も元気なおかあさん。色白でもち肌ですなー。
天ぷらを選んだ先には大将がレジで待っていた。今も昔も変わらず人のよさそうな大将。
職人として極めた人ならではのアクの抜けたおだやかな表情だ。
ドン・タニシは当然「かけ」と野菜の天ぷらを注文。あれれ? チクワがある!
ドン・タニシ 「なんとなくうまそうだったんよ」
野菜の天ぷらのポリシーはどこへ? はじめての『山越』にちょっと舞い上がっている。
キマコさんは「釜玉」。やっぱりここは「釜玉」でしょ。なるほど、カルボナーラだね。
ドン・タニシ、はじめての『山越』にこの表情。めちゃめちゃうれしそうである。
人間、年をとるとなかなかこんな顔はできない。
レジを抜けると公園のようになっている。こういう状況で食べると余計うまく感じる。
春休みでも夏休みでもない平日にこの動員はすごい。半分以上は観光客だと思われる。
うどんがうまいのはもちろんだが、こんな辺鄙な場所でこんな安さで、
しかもこんなワクワクする状況で食べられるのだから、それも納得だ。
ここまでくるともう飲食店というよりテーマパークである。
噂には聞いていたが、地元がこんなことになっているとは。行ってみるものである。
トイレも土産コーナーも完備された庭である。
あーあ。キマコさんまで。観光客まるだしだ。
GWは県外からたくさんうどんツアーにくるだろうね。
ベストなツアーは高松のホテルに泊まる。昼間は車で郊外のうどん屋さん巡りをする。
昼は散々うどん食べたから、夜は高松名物「四角家餃子本舗」の餃子と焼豚を食べる。
これどう?
キマコ 「いいね。いいね。お土産に餃子も発送できるしね」
ところでキマコさん、『恐るべきさぬきうどん 麺地創造の巻』にほんとにボス出てくるの?
キマコ 「出てくるよ。『あたりや』のくだりで、団長に紙を渡して『あたりや』の情報を伝えた
『およそうどんとは関係なさそうなわが社の営業部長K西』って」
なるほど。
ドン・タニシ 「♪プププープ。プ・ヤ・プ・マ・プ・ゴ・プ・エ♪」
キマコさん、たいへーん。ボスがおかしくなった。わけのわかんないことゆって踊ってるよー。
キマコ 「最近ね、ロンブーが深夜にやってるロンブーらしくないクイズ番組にはまってんの。
言葉の前後にプをつけてしゃべるんだって」
そういえばボス、今日はギャクでないね。ネタに困ってんのかな。
キマコ 「たぶんね。大丈夫、店の外に出さないから。草薙君みたいになったらたいへん」
ドン・タニシ 「あののー。人をSMAPみたいにゆわんとってくれんかのー」
ゆってません。
12時から1時ともなれば店の外まで行列ができている店が少なくない。
早い、安い、うまい。サラリーマンの昼休みにこれほどよくできた飲食店はないのだ。
写真は言わずと知れた行列の店、山越うどん。
四角家の昼。仕込みが忙しいときははセルフのうどん屋でささっと済ますことが多い。
ドン・タニシが注文するのは、決まって「かけ」だ。
オプションは野菜の天ぷらしか取らない。ドン・タニシはベジタリアンである。
天ぷらはうどんに入れない。だしがにごるから。
ネギはスプーンに5杯。ネギは好きだ。
ドン・タニシなりの美学があるらしい。
へえ~。ボス、さすがうどんにも一考持ってるんですね。
ドン・タニシ 「別にうどん通ではないけど、一応讃岐の人間やからな」
ふ~ん、じゃあどこのうどん屋さんが好きですか?
ドン・タニシ 「そやのう。しいて言えば『蒲生(がもう)』かのう」
なるほど。そういえばボス昔、麺通団の団長のもとで仕事してたんですよね。
『恐るべきさぬきうどん 麺地創造の巻』にも登場してるってキマコさんから聞きましたよ。
『山内』発見の時にも団長と車同乗してたし、
『あたりや』の情報を団長に報告したのもボスだって。
ドン・タニシ 「まあの。昔の話じゃ」
へえ~。でもすっかりうどんブームになりましたよね。
あの『山越』も今や香川の観光スポットですもんね。
ドン・タニシ 「『山越』は行ったことないのう」
え??? 行ったことない? あの有名な『山越』に? うそー。非国民。いや非讃岐人!
いきなりうどん論語るから、さすがと思ったのに。
ドン・タニシ 「俺ひとこともうどん通やゆうてないんやけど。
メダカが勝手に盛りあがっとんやないか」
それにしてでも香川の人間なら『山越』くらいは一度行っとってもええような気がしますけど。
ドン・タニシ 「確かに」
並んでいる。人気の飲食店入るのに並ぶのも、人気の商品買うのに並ぶのも、
テーマパークでアトラクションに並ぶのも、空港で税関くぐるのに並ぶのも…、
とにかく並ぶの大嫌いなドン・タニシが並んでいる。
ドン・タニシ 「メダカが人でなしみたいにゆうからやないかー」
どくれて並んでいるのかと思いきや、ちょっとうれしそうだ。
ドン・タニシ 「なにせ、はじめての『山越』やけんの」
キマコさんは3度目だ。一度めはまだ入り口入ってすぐがうどんを食べるところだった頃。
2度目は団長と。しかもこのときはケンタロウが一緒だった。
料理研究家の?
キマコ 「そ。私は撮影係」
なんの撮影?
キマコ 「私の個人的なアルバムの」
それって職権乱用ってゆわない?
キマコ 「本にサインもらっちゃった」
キマコさんの話はほっといて…
この日も店の外に長い列ができていた。でも意外にスムーズ。
さくさく進めるのはすばらしい導線の作り方と手際のよさ。お見事である。
今日も元気なおかあさん。色白でもち肌ですなー。
天ぷらを選んだ先には大将がレジで待っていた。今も昔も変わらず人のよさそうな大将。
職人として極めた人ならではのアクの抜けたおだやかな表情だ。
ドン・タニシは当然「かけ」と野菜の天ぷらを注文。あれれ? チクワがある!
ドン・タニシ 「なんとなくうまそうだったんよ」
野菜の天ぷらのポリシーはどこへ? はじめての『山越』にちょっと舞い上がっている。
キマコさんは「釜玉」。やっぱりここは「釜玉」でしょ。なるほど、カルボナーラだね。
ドン・タニシ、はじめての『山越』にこの表情。めちゃめちゃうれしそうである。
人間、年をとるとなかなかこんな顔はできない。
レジを抜けると公園のようになっている。こういう状況で食べると余計うまく感じる。
春休みでも夏休みでもない平日にこの動員はすごい。半分以上は観光客だと思われる。
うどんがうまいのはもちろんだが、こんな辺鄙な場所でこんな安さで、
しかもこんなワクワクする状況で食べられるのだから、それも納得だ。
ここまでくるともう飲食店というよりテーマパークである。
噂には聞いていたが、地元がこんなことになっているとは。行ってみるものである。
トイレも土産コーナーも完備された庭である。
あーあ。キマコさんまで。観光客まるだしだ。
GWは県外からたくさんうどんツアーにくるだろうね。
ベストなツアーは高松のホテルに泊まる。昼間は車で郊外のうどん屋さん巡りをする。
昼は散々うどん食べたから、夜は高松名物「四角家餃子本舗」の餃子と焼豚を食べる。
これどう?
キマコ 「いいね。いいね。お土産に餃子も発送できるしね」
ところでキマコさん、『恐るべきさぬきうどん 麺地創造の巻』にほんとにボス出てくるの?
キマコ 「出てくるよ。『あたりや』のくだりで、団長に紙を渡して『あたりや』の情報を伝えた
『およそうどんとは関係なさそうなわが社の営業部長K西』って」
なるほど。
ドン・タニシ 「♪プププープ。プ・ヤ・プ・マ・プ・ゴ・プ・エ♪」
キマコさん、たいへーん。ボスがおかしくなった。わけのわかんないことゆって踊ってるよー。
キマコ 「最近ね、ロンブーが深夜にやってるロンブーらしくないクイズ番組にはまってんの。
言葉の前後にプをつけてしゃべるんだって」
そういえばボス、今日はギャクでないね。ネタに困ってんのかな。
キマコ 「たぶんね。大丈夫、店の外に出さないから。草薙君みたいになったらたいへん」
ドン・タニシ 「あののー。人をSMAPみたいにゆわんとってくれんかのー」
ゆってません。
2009-04-23 17:09
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