真夏のぜんざい。 [ドン・タニシの香川るんるんグルメ日記]
このくそ暑いのにぜんざいですかーっ!?
タニシ 「まあそういうな、メダカ。この間行ったお好み焼屋にぜんざいがあったんよ。
意外性があってええやろ?」
そーですけど、何も高松の最高気温36度のなか、ぜんざい食べなくてもいいと思いますけど。
世の中、熱中症でバタバタ倒れている人がいるんですよ。
僕の池だって昼間お湯ですよ! 熱湯甲子園じゃあるまいし。
タニシ 「うまい! メダカ君もなかなかギャグの腕をあげたのー」
いやほんとに、風呂じゃないんだから。なんとかしてほしーくらいです。
タニシ 「ほな、池に氷でも入れてやろか?」
ひゃあ~、助けて~!
●びっくりぜんざい 590円 ●あべ川 450円
ひょんなことから、散歩がてら「お好み焼 味楽」に出かけたドン・タニシとキマコさん。
「お好み焼 味楽」と言えば、昭和27年創業の高松では老舗のお好み焼屋。
高松生まれのキマコさんは小さい頃、ばあちゃんに手をひかれてよく行ったものだった。
その頃は確か奥に「ブタやサルが皿を回している模型」が動いていた。
お店はもちろん賑わっていたが、すぐ近くにダイエーがまだあった頃で常磐街周辺も人でいっぱいだった。
それが今はどうだろう。貸店舗が立ち並び、元気のいい店もあまりない。
日曜だというのに人もまばらだ。
久しぶりに来た「味楽」はこぎれいにリニューアルされていた。
お昼の時間もとっくに過ぎたというのに結構お客さんがいる。しかもどんどん入ってくるではないか。
さすが、創業57年も8年もになる店だ。世代を超えてファンがいる。
●やきもち焼 450円 ●海鮮やきもち焼 450円
そうそう、ここへ来たらやきもち焼を食べないと。
やきもち焼は創業当時からのこの店の名物。
10センチ角くらいの四角い餅に牛肉と海老とネギがのっている。
これを焼いて特製の少し甘みのある醤油をかけていただく。餅もこうして鉄板で焼くとうまいね。
すっかり柔らかくなるが、表面がパリパリだ。
●野菜焼 620円
ベジタリアン、ドン・タニシが気に入ったのはやはり野菜焼。
モヤシにピーマン、ニラ、ニンジンが入ってヘルシーだ。
味楽はお好み焼は自分で焼くスタイル。
豚玉など基本的には昔ながらのオーソドックスなお好み焼だ。
表面がカリッとして中がふんわり。キャベツの甘さが強調されてあっさりとている。
●豚玉 590円
●豚うどん焼 590円 ●レモンをしぼってあっさり塩そば焼 620円
ここでメニューを見ていたドン・タニシが見つけてしまった。「びっくりぜんざい」。
周りでお好み焼の後にかき氷を食べているお客さんが多い中、
「すんません! びっくりぜんざい一つ」。
店の人もびっくりじゃわ。そんでもって出てきたのが、件のぜんざい。
顔をうずめられるほどの大きなお椀に10センチ強の大きなお餅が一つ。
そう、この餅は名物やきもち焼に使われている餅だ。
やきもち焼の餅の旨さにピーンと来たドン・タニシ、ぜんざいもこの旨い餅に違いないとふんだのだ。
聞いてみると、この餅、創業当時から片原町のエビスヤさんで特注して
作ってもらっているものだとか。
なるほどね。旨いはずだ。老舗×老舗のコラボだったのね。
数日後、あべ川を食べに行く。
仕切りを挟んで隣のちょっとやんちゃなねーちゃんがかき氷を頼んでいる。
ねーちゃん 「イチゴ2つー」
おばちゃん 「はいはい。レモンなー」
ねーちゃん 「違う。イチゴー」
おばちゃん 「赤いぶんやなー。うちの氷はおいしいでー。氷はどんなんがえんな。
ミツが多いんがえんな。氷が多いんがえんな。ミルクはどなすん?」
ねーちゃん 「えー、ミツは多い方がええ。あとはテキトー」
おばちゃん 「わかった。おばちゃんにまかしときー」
なんかとってもシャキシャキして今どき珍しい人懐っこいおばちゃんなのだ。
おばちゃん 「はい。あべ川。キナコよけふっとってあげたけんな」
キマコ 「ありがとう」
あべ川も期待通り、うまかった。ふと隣を見ると、おばちゃん、ねーちゃんの横に座っていた。
こういうおばちゃんがもっといたら、世の中の嫌な事件はずいぶん減るんじゃないだろうか。
お好み焼 味楽
住所●高松市常磐町1-2-1 味楽ビル1F
電話番号●087-833-7260
営業時間●11:00~21:00
定休日●水曜
タニシ 「まあそういうな、メダカ。この間行ったお好み焼屋にぜんざいがあったんよ。
意外性があってええやろ?」
そーですけど、何も高松の最高気温36度のなか、ぜんざい食べなくてもいいと思いますけど。
世の中、熱中症でバタバタ倒れている人がいるんですよ。
僕の池だって昼間お湯ですよ! 熱湯甲子園じゃあるまいし。
タニシ 「うまい! メダカ君もなかなかギャグの腕をあげたのー」
いやほんとに、風呂じゃないんだから。なんとかしてほしーくらいです。
タニシ 「ほな、池に氷でも入れてやろか?」
ひゃあ~、助けて~!
●びっくりぜんざい 590円 ●あべ川 450円
ひょんなことから、散歩がてら「お好み焼 味楽」に出かけたドン・タニシとキマコさん。
「お好み焼 味楽」と言えば、昭和27年創業の高松では老舗のお好み焼屋。
高松生まれのキマコさんは小さい頃、ばあちゃんに手をひかれてよく行ったものだった。
その頃は確か奥に「ブタやサルが皿を回している模型」が動いていた。
お店はもちろん賑わっていたが、すぐ近くにダイエーがまだあった頃で常磐街周辺も人でいっぱいだった。
それが今はどうだろう。貸店舗が立ち並び、元気のいい店もあまりない。
日曜だというのに人もまばらだ。
久しぶりに来た「味楽」はこぎれいにリニューアルされていた。
お昼の時間もとっくに過ぎたというのに結構お客さんがいる。しかもどんどん入ってくるではないか。
さすが、創業57年も8年もになる店だ。世代を超えてファンがいる。
●やきもち焼 450円 ●海鮮やきもち焼 450円
そうそう、ここへ来たらやきもち焼を食べないと。
やきもち焼は創業当時からのこの店の名物。
10センチ角くらいの四角い餅に牛肉と海老とネギがのっている。
これを焼いて特製の少し甘みのある醤油をかけていただく。餅もこうして鉄板で焼くとうまいね。
すっかり柔らかくなるが、表面がパリパリだ。
●野菜焼 620円
ベジタリアン、ドン・タニシが気に入ったのはやはり野菜焼。
モヤシにピーマン、ニラ、ニンジンが入ってヘルシーだ。
味楽はお好み焼は自分で焼くスタイル。
豚玉など基本的には昔ながらのオーソドックスなお好み焼だ。
表面がカリッとして中がふんわり。キャベツの甘さが強調されてあっさりとている。
●豚玉 590円
●豚うどん焼 590円 ●レモンをしぼってあっさり塩そば焼 620円
ここでメニューを見ていたドン・タニシが見つけてしまった。「びっくりぜんざい」。
周りでお好み焼の後にかき氷を食べているお客さんが多い中、
「すんません! びっくりぜんざい一つ」。
店の人もびっくりじゃわ。そんでもって出てきたのが、件のぜんざい。
顔をうずめられるほどの大きなお椀に10センチ強の大きなお餅が一つ。
そう、この餅は名物やきもち焼に使われている餅だ。
やきもち焼の餅の旨さにピーンと来たドン・タニシ、ぜんざいもこの旨い餅に違いないとふんだのだ。
聞いてみると、この餅、創業当時から片原町のエビスヤさんで特注して
作ってもらっているものだとか。
なるほどね。旨いはずだ。老舗×老舗のコラボだったのね。
数日後、あべ川を食べに行く。
仕切りを挟んで隣のちょっとやんちゃなねーちゃんがかき氷を頼んでいる。
ねーちゃん 「イチゴ2つー」
おばちゃん 「はいはい。レモンなー」
ねーちゃん 「違う。イチゴー」
おばちゃん 「赤いぶんやなー。うちの氷はおいしいでー。氷はどんなんがえんな。
ミツが多いんがえんな。氷が多いんがえんな。ミルクはどなすん?」
ねーちゃん 「えー、ミツは多い方がええ。あとはテキトー」
おばちゃん 「わかった。おばちゃんにまかしときー」
なんかとってもシャキシャキして今どき珍しい人懐っこいおばちゃんなのだ。
おばちゃん 「はい。あべ川。キナコよけふっとってあげたけんな」
キマコ 「ありがとう」
あべ川も期待通り、うまかった。ふと隣を見ると、おばちゃん、ねーちゃんの横に座っていた。
こういうおばちゃんがもっといたら、世の中の嫌な事件はずいぶん減るんじゃないだろうか。
お好み焼 味楽
住所●高松市常磐町1-2-1 味楽ビル1F
電話番号●087-833-7260
営業時間●11:00~21:00
定休日●水曜
タグ:高松グルメ
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