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昔の仲間から香川菊池寛賞受賞の快挙。

正岡さん四角家.jpg

今日、地元某電力のグループ会社の前を通ったら、会社の正面に
巷で話題の「アクア○ララ」の大きなポスターを貼っているのを見た。
さすが手広い、水宅配の代理店もしてるんだ。しかし…。
たまたまだとは分かっているけど、ちょっと複雑な気持ちになるのはボクだけだろうか。

それはさておき、オメデタイ話題。
ドン・タニシとキマコさんの出版社時代の同僚でもある正岡美香ネーさんが
第46回香川菊池寛賞を受賞した。
1月に受賞の発表があり2月に贈呈式があったのだが、
遅ればせながらついこの間、昔の仲間が「四角家」に集合してお祝いした。
すごいですね。昔のお仲間から文豪が出ましたか。
タニシ 「う~ん。先やられたのー」
えっ! ボスも菊池寛賞ねらっとったんですか?
タニシ 「君がそろそろとるかなと」
僕!? 『多事魚論』は小説じゃないし。せいぜいメダカ文学協会佳作くらいじゃないですか。

香川菊池寛賞は高松市が生んだ文豪「菊池寛」を顕彰する事業の一つ。
郷土文化・文学の向上を図るため、文芸作品を募集して優秀な作品に与えられるのがこの賞だ。
今年で46回を重ねる歴史ある賞の頂点を射止めたのが、
正岡さんの小説「波のグラウリヤ」。
安土桃山時代の塩飽諸島を舞台とした歴史小説だという。
聞くところによると「身売りされ、旅館経営者の後妻となった主人公が
宣教師に出会い、キリスト教に帰依する心象風景を描いた…」という、
ちょっと聞くだけでは設定が理解できず更なる好奇心をかきててられずにはいられない。
さすが、正岡さん。頭の中の構造が凡人ではない。
何でそんな構想を思いついたのかと聞くと、
「単なる歴史オタクだから…」と笑う。
文筆力はもちろんだけれど、こういう小説を書くとなると下調べも必要。
日々ライターとして多忙な中、地道な努力や夢を大切に過ごしていくのって
なかなかできないことだと思う。会社の後輩だったキマコさんは語る。

キマコ   「正岡さんは、私が入社当時からめんどうを見てもらった大先輩。
        当時から文章はずば抜けていたし、何より読書家で芸術にも明るい人だった。
        3人姉妹の真ん中だった正岡さんは、会社に差し入れてくれるおやつを
        いつも残してくれていて、小さなお菓子でも必ず半分ずっこして食べた。
        一人っ子の私にはそれがすごく新鮮でうれしかった」
       
一番のエピソードは食い物の思い出かいっ。

現在は、高松でフリーライターとして活躍している正岡さん。
まじめに一生懸命努力している、才能のある人が認められるのは本当にうれしいことです。

【受賞作品についてもっと知りたい方に】

●4月4日(月)12:30~より毎週月曜、RNCラジオにて朗読放送あり。
●6月以降、高松市図書館にて冊子になった小説「波のグラウリヤ」が読めます。
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プッチーニの小径の古民家ビストロ。 [ドン・タニシの香川るんるんグルメ日記]

連日、震災のニュースに心が痛む。
車や飛行機がまるでおもちゃのように流される恐ろしい光景は想像を絶するが、
被災者が突きつけられた現実を考えると、さらに恐ろしすぎて言葉が出ない。
こうして毎日店を開けられることがどんなにありがたいことか、しみじみ思うのである。

マルゲリータ.jpg
●マルゲリータ 1500円

「四角家」から徒歩15秒くらい。
同じプッチーニの小径に「イタリアン・ビストロ・ヒライ」という店がある。
居酒屋を中心に中四国・関西圏に20以上の店舗を持つ地元企業の飲食店の中でも、人気の1軒。
古民家をリノベーションしたイタリアン居酒屋で、なんとも雰囲気が良い。
残念ながら雰囲気が良すぎて照明が暗く、肝心の入口のアプローチや古民家ならではのしつらいは
写真がうまく撮れず今回はご紹介できなかったのだが。
そんな独特の趣が人気のお店がこんなにご近所にあるというのに、
こちらも夜の営業なので気になりながらなかなか機会がなかったのだが、
ドン・タニシお嬢の就職祝いとキマコ退院祝いを兼ねて、タニシファミリーと四角家スタッフで
行ってみることにした。

コロッケ.jpgエビマヨ.jpg焼き枝豆.jpg
●アボカド入りカニクリームコロッケ 780円 ●ぷりぷりエビマヨ、水菜と根菜のサラダ 700円 ●スパイシー焼き枝豆 300円
ぺペロン.jpgベーコン.jpg骨付き鳥.jpg
●パルマ産生ハムのせペペロンチーノ 980円 ●厚切りベーコングリルとアスパラチーズエッグ 780円 ●さぬき名物 骨付き鶏の柚子こしょう焼き 980円

店内はかなりアンダーな照明。もとのお家はよほど立派なお屋敷だったろう。
この立地にあって2階もありこの広さ。
メニューはイタリアンをベースにした居酒屋メニューで、いろいろとって楽しめるよう
量は控えめ。どれもしっかりめの味付けでドリンクが進む。
パスタや一品などしこたま食べた後、真打登場!
楽しみにしていたピザ、マルゲリ~タ~!である。
トマトの赤、モッツアレラチーズの白、バジルの緑でイタリア国旗を表したという
定番でシンプルなピザ。カウンターの奥にピザ窯あり、そこで焼いている。
焼き立ての薄い生地はシンプルでうまい。
見た目よりかなりボリューム抑え目なので女性2人でもペロッといけそう。

ドルチェ2.jpgドルチェ.jpg
●ドルチェ盛り合わせ 880円

シメはドルチェでお腹いっぱい。
たまにはこういうお洒落な店もいいですな。
鍛冶屋町あたりも最近、お店の入れ替わりが激しくなってきた。
プッチーニの小径においしいお店がもっと増えてグルメ路地裏になれば楽しいのに。

ひらい店内.jpg イタリアン・ビストロ・ヒライ
 住所   ●高松市丸亀町6-6
 電話番号●087-811-4788
 営業時間●17:00~24:00(ラストオーダー23:30)
 定休日  ●年中無休


タグ:高松グルメ
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「四角家」復活です。

メダカから、お詫びとお知らせ。
「四角家餃子本舗」、勝手ながらしばらくの間お休みさせていただいておりましたが、
3月11日(金)より復活します。
何の告知もなくお休みしたばかりか、たくさんご予約をいただいたにもかかわらず
お断りしてしまったお客様、申し訳ございませんでした。

実は、スタッフのキマコさんが緊急入院してしまい、ボクとボスだけでは店を開けられない
状況になってしまったのです。近頃キマコさんの顔が見えないなーと思っていたら、
ある日を境にボスがボクにえさをくれるようなった。
これは尋常じゃないとボスに問いただすと、入院したと・・・。
「くも膜下出血」だった。
予後がわからず、ボクもブログを書くに書けず途方に暮れていましたが、
幸い軽症で、開頭手術をしたにもかかわらず
3週間あまり(術後2週間)という驚異の回復をみせ、元気に戻ってきました。
では、以下、本人からのメッセージです。

キマコ 「約1ヵ月あまりお店を閉めてしまい、ご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした。
      私の入院後、数々ご予約のお電話をくださったお客様、
      ご予約をいただいていたにもかかわらずやむなくお断りしてしまったお客様、
      本当に申し訳ございませんでした。無事退院でき、
      お店を再開することができるようになりました。
      これも、待っていてくださるお客様と私にかかわるすべての人のおかげです。
      私のリアルな体験は、いつか同じ病気で不安に思う人や医療に携わる人のために
      何らかの形で公表したいと思っています。3月11日より、
      私も大好きな四角家で、お客様との新しい出会いと再会を楽しみにしています」

では、以下、入院中の「今日のキマコ」アルバムです。
思いのほか楽しそうなキマコさんのスッピン入院生活。
手術直後、子供のような、というより動物のような、外も中も素の彼女の表情が楽しめます。

入院後はじめてすべての管がとれ、放し飼いに昇格!220.jpg術後4日目、精一杯の笑顔。顔が腫れている。219.jpgカキフライに喜ぶキマコ。まだ顔が歪んでいる。219.jpgやっとつながれてたベッドから放され、はじめての洗顔221。.jpgイチゴでかすぎて食べられない221.jpgこの日はしっぽくうどん。こめかみが痛く、こんなコシのないうどんすら固い。222。.jpg病棟の自販機のカフェオレ飲む。221.jpgベッドから解放されはじめての売店は大冒険。222。.jpg術後、介助付きではじめてのシャワー225.jpg牛肉煮たの。寝たままでこんなに肉食べていいのか。赤身だけど。226.jpgお気に入りのお星様ゼリー226.jpgシャケです!210.jpg退院直前。最後の朝ご飯に一抹の淋しさが301.jpg和風ハンバーグ!223.jpg久しぶりのココア224.jpg
●好きなおかずにテンションが上がるキマコ嬢。ハンバーグにすき焼き、カキめし、ブリの焼いたの、ハマチの刺身、メロンって!! 意外ににゴージャスな病院食と、 親切な先生と看護師さんに恵まれ、最後は居ついた猫みたいになっていた。

「四角家餃子本舗」、3月11日(金)より元気いっぱい営業します。
改めて、よろしくお願いします。ご予約お待ちしております。

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プレモルバナー.jpg
本場さぬきうどんは合田照一商店
四角い餃子を注文する

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