路地裏の創作和食。 [ドン・タニシの香川るんるんグルメ日記]
ドン・タニシ 「メダカ君、キマコ君。次の休みは新年会をするぞ」
キマコ 「わーい。新年会!」
ボク 「あの~新年会って! もう奈良の水取りもゴールデンウィークも過ぎてますけど」
タニシ 「世の中はそうかも知らん。けど、四角家はまだ新年会してないやないか」
ボク 「そーですけど。新年会って・・・? ブツブツ・・・」
タニシ 「いちいちコウルサイやつやのー。行きたくないなら別に・・・」
ボク 「行きます、行きます、行きますとも。ハイ! 喜んで」
タニシ 「じゃあ、メダカ君はカメラ係ということで」
「四角家」のある路地。店から徒歩3秒くらいのところ。
「凛と-takamatsu」と控えめな看板がある。はじめて来るお客さんは、
ここでいいのかなとちょっぴり不安になるかも。
階段を上がって2階にその店はある。
扉を開くと店主と奥様、スタッフさんがあったかい笑顔で迎えてくれた。
さっきまでのドキドキがふわっと解放される瞬間だ。まさに隠れ家である。
「凛と-takamatsu」と言うからには、もちろん他にもお店があるわけで。
坂出に本店があり、高松からも予約して食べに行くファンも少なくない人気店だ。
ここは、ちょうど1年くらい前に高松店としてオープンした。
それ以来、ご近所でときどき顔を会わすのだが、店主も奥様もスタッフさんも
いつも気持ちよくご挨拶してくれる。
一度「四角家」に来てくれたこともあり、ドン・タニシ、2012年の新年会は「凛と」さんで
と心に決めていた。しかし、今年に入って47クラブの準備だったり通販がらみの野暮用で
行けずじまいだった。ドン・タニシにとってはやっと新年が明けたのである。
店内はカウンターのほか、個室になっている。コースは予め予約していた。
まずは前菜5品の盛り合わせから。かわいらしい器にひとつひとつ盛り付けられたお料理は
いただく前からワクワクする。小さなお餅がのっかった新玉ねぎのすりながしスープにとこぶし、
ズワイガニのコロッケなど想像を超えた一品が並ぶ。
雲丹好きのドン・タニシ、なかでもサイコロに切った筍を雲丹ソースであえたお料理が
お気に召したよう。色づいた柿みたいで見た目にもきれいだ。
お刺身はヒラメの昆布ジメに海老。ここにも雲丹が~。
皮目を炙った鰆も不揃いの塩がついており、これもいい感じ。
お料理の説明をしてくださる奥様のサービスもとても和むのだ。
さらに蒸し物、揚げものと続き、和風ローストビーフは和風ソースとかつおぶしでいただく。
ビーフがこんなにやさしい味になるとは・・・。
お食事の最後は穴子の押し寿司と赤だし。
大葉の入った酢飯はさわやかで穴子のまったりしたいい意味での味の濃さを逃がしてくれる。
上にのった実山椒がまた絶品。もずくの赤だしは年代物の椀ででてきた。
デザートはミルクゼリーとメロンのコンポートとお餅のおかき、お煎茶。
お料理が出てくるたびに、ひとつひとつ選ばれた器と手間をかけて作られたお料理に感動。
お味はもちろん言うまでもないのだが、
思いもよらない食材の組み合わせや味の組み合わせ、盛り付けに
本当に楽しい夜を過ごさせていただきました。
後で聞いたのだが、店主の谷さんはご実家が仕出し屋さんなのだけど、
実はフレンチ出身なのだそう。
なるほど。型にはまらない自由な発想のお料理はそんな引き出しの広さからなのだ。
「凛と」さん。気持ちのこもったサービスとお料理、ありがとうございました。
●初めて飲むコエドビールは埼玉のビール。グラスもおしゃれ。右は梅ソーダ。
ちなみに、「凛と」さん、予約制のコース料理のみだが、夜8時半以降はバータイムとなる。
お通しとして前菜3品ついてチャージ1000円。
和風あんかけオムレツやまぐろの酒盗クリームチーズ添えなど、
これまた魅力的なメニューが。今度はぜひバータイムにお邪魔したい。
ここ、ほんとに隠れ家中の隠れ家です。
キマコ 「わーい。新年会!」
ボク 「あの~新年会って! もう奈良の水取りもゴールデンウィークも過ぎてますけど」
タニシ 「世の中はそうかも知らん。けど、四角家はまだ新年会してないやないか」
ボク 「そーですけど。新年会って・・・? ブツブツ・・・」
タニシ 「いちいちコウルサイやつやのー。行きたくないなら別に・・・」
ボク 「行きます、行きます、行きますとも。ハイ! 喜んで」
タニシ 「じゃあ、メダカ君はカメラ係ということで」
「四角家」のある路地。店から徒歩3秒くらいのところ。
「凛と-takamatsu」と控えめな看板がある。はじめて来るお客さんは、
ここでいいのかなとちょっぴり不安になるかも。
階段を上がって2階にその店はある。
扉を開くと店主と奥様、スタッフさんがあったかい笑顔で迎えてくれた。
さっきまでのドキドキがふわっと解放される瞬間だ。まさに隠れ家である。
「凛と-takamatsu」と言うからには、もちろん他にもお店があるわけで。
坂出に本店があり、高松からも予約して食べに行くファンも少なくない人気店だ。
ここは、ちょうど1年くらい前に高松店としてオープンした。
それ以来、ご近所でときどき顔を会わすのだが、店主も奥様もスタッフさんも
いつも気持ちよくご挨拶してくれる。
一度「四角家」に来てくれたこともあり、ドン・タニシ、2012年の新年会は「凛と」さんで
と心に決めていた。しかし、今年に入って47クラブの準備だったり通販がらみの野暮用で
行けずじまいだった。ドン・タニシにとってはやっと新年が明けたのである。
店内はカウンターのほか、個室になっている。コースは予め予約していた。
まずは前菜5品の盛り合わせから。かわいらしい器にひとつひとつ盛り付けられたお料理は
いただく前からワクワクする。小さなお餅がのっかった新玉ねぎのすりながしスープにとこぶし、
ズワイガニのコロッケなど想像を超えた一品が並ぶ。
雲丹好きのドン・タニシ、なかでもサイコロに切った筍を雲丹ソースであえたお料理が
お気に召したよう。色づいた柿みたいで見た目にもきれいだ。
お刺身はヒラメの昆布ジメに海老。ここにも雲丹が~。
皮目を炙った鰆も不揃いの塩がついており、これもいい感じ。
お料理の説明をしてくださる奥様のサービスもとても和むのだ。
さらに蒸し物、揚げものと続き、和風ローストビーフは和風ソースとかつおぶしでいただく。
ビーフがこんなにやさしい味になるとは・・・。
お食事の最後は穴子の押し寿司と赤だし。
大葉の入った酢飯はさわやかで穴子のまったりしたいい意味での味の濃さを逃がしてくれる。
上にのった実山椒がまた絶品。もずくの赤だしは年代物の椀ででてきた。
デザートはミルクゼリーとメロンのコンポートとお餅のおかき、お煎茶。
お料理が出てくるたびに、ひとつひとつ選ばれた器と手間をかけて作られたお料理に感動。
お味はもちろん言うまでもないのだが、
思いもよらない食材の組み合わせや味の組み合わせ、盛り付けに
本当に楽しい夜を過ごさせていただきました。
後で聞いたのだが、店主の谷さんはご実家が仕出し屋さんなのだけど、
実はフレンチ出身なのだそう。
なるほど。型にはまらない自由な発想のお料理はそんな引き出しの広さからなのだ。
「凛と」さん。気持ちのこもったサービスとお料理、ありがとうございました。
●初めて飲むコエドビールは埼玉のビール。グラスもおしゃれ。右は梅ソーダ。
ちなみに、「凛と」さん、予約制のコース料理のみだが、夜8時半以降はバータイムとなる。
お通しとして前菜3品ついてチャージ1000円。
和風あんかけオムレツやまぐろの酒盗クリームチーズ添えなど、
これまた魅力的なメニューが。今度はぜひバータイムにお邪魔したい。
ここ、ほんとに隠れ家中の隠れ家です。
●店主の谷さん。最近4日くらい東京に行ってて2回「葉加瀬太郎さんですか?」と声をかけられたそうだ。 納得!
凛と -takamatsu
住所●高松市丸亀町5-8 HIKARI第一ビル2F
電話番号●087-813-3206
営業時間●18:00~25:00(20:30まではコースのみ・要予約、20:30よりバータイム、
OS24:00)
※日祝はディナータイム、バータイムとも18:00~22:00(OS20:30)
定休日●火曜
タグ:プッチーニの小路
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