結婚式場のランチ。 [ドン・タニシの香川るんるんグルメ日記]
4月のとある休日。
ドン・タニシは久々にカブトムシ号を出動させた。
ランチの新規開拓だ。
この日の目的は香川町の結婚式場「ザ・チェルシー」の中に
あるレストラン「マディソン」。
「チェルシー」と言えば、高松の郊外にありながら
ニューヨークばりの都会的な空間を兼ね備えた会場を
いくつも持ち、洗練された演出が新郎新婦や列席者に
高く評価されている人気の式場である。
でも、本当に人気があるのはそんなスタイリッシュな
演出ばかりではない。それ以上にスタッフのていねいで
心を込めた対応が口コミで広がっているのだ。
きれいなホールに気おくれしながら、
レストランへと向かうタニシとキマコさん。
ランチは満席だった。予約してなかったのだが、
しばらく待ってソファ席に案内してくれた。早速、携帯で電話をするドン・タニシ。
電話の相手は「チェルシー」の婚礼事業部部長、池田女史である。
タニシ 「・・・・・・・・。お、留守電じゃ。メッセージ入れとこ。
え~、もしもし、池ちゃん、タニシです。まじそんにおります。
手があきましたら来てください」
実は、ここまでランチに来た本当の目的は別にあった。
昔の会社の仲間で、さらにその後もカフェで一緒に仕事した池ちゃんが結婚するというので、
お祝いがてら顔を見に来たのだった。キマコさんにとっても池ちゃんは特別な存在だった。
何せ、あの頃いつも何するのも一緒だった。
まわりからは冗談で「お前ら付き合いよんか(笑)」と
言われてた。妹みたいなもんである。
人の結婚のお世話に夢中にあって自分のことは?
と思っていたらチャッカリいい人を見つけていた
のである。無邪気な子供みたいな顔して仕事も
できるし人に気遣いもできる。
旦那になる人は幸せだ。何よりいつもアホみたいに
楽しいはずである。それだけは確信できる。
・・・キマコ嬢談。
●かぼちゃのスープパイ包み焼き
【シンプルランチ 1200円】
●牛ロース肉のファルシー ●天然鯛のロースト タップナードソース
●メインのお料理もさることながら、このパンなかなかうまい。
ランチでの接客もすばらしい。
若い男性スタッフが、ていねいにお料理を運んで説明してくれる。
隣のテーブルに座っていた妊婦さんにも、毛布やクッションなどを常に気配りしていた。
タニシ 「おー、池ちゃん」
池ちゃん 「こんにちは。びっくりしましたよー。留守電にまじそんって入ってたから、
まさか、うち?と思って来てみたら・・・」
かくかく、しかじか。忙しい部長をレストランに呼びつけた経緯を説明。
タニシ 「俺が待つにふさわしい洒落た場所やと思ったんやけどのー」
キマコ 「もしかして『カラオケまじそん』って思った?」
用意してきたプレゼントを渡して久々の再会を喜ぶ。
そうそう、ランチね。今回はシンプルランチを注文。
週替わりのメニューのようで、お肉かお魚かチョイスできる。
メインとサラダ、熱々のパイ包みスープとパン、デザート、コーヒーがついている。
この雰囲気で、このお料理とこのサービス。
1200円はかなりお得感ある。
「ニョッキン7」で堀ちえみが来て「これはお得ですね~」と言ってたのも決して大げさではない。
そりゃ満席のはずだ。
もうちょっとお洒落してくればよかったと後悔しながらも
至れり尽くせりのランチに満足した一日であった。
池ちゃん、おめでとね。
●さりげないコーナーの演出も素敵。
The Madison (マディソン)
住所●高松市香川町川東下 ザ・チェルシー1F
電話番号●0120-816-557
営業時間●11:00~14:00(平日のみ)、18:00~22:00
※ぜひ予約して行きましょう。
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