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第1章 「焼豚ロール」開発プロジェクト、ついに始動! [「焼豚ロール」開発物語]

焼豚ロール完成モデル.jpg

発表します。2011年1月、「四角家餃子本舗」より新しい商品を発売します。
その名もズバリ、「焼豚ロール」
そのロールケーキのような形から、ドン・タニシが命名したのである。
命名については、不思議なことにドン・タニシとキマコ嬢の案がまったく同じだったことから、
会議時間30秒という恐るべき速さで決定。
何かしら爆発的ヒットの予感を感じる気の合い方だったのだ。

「四角家」では、実は以前から通信販売できる焼豚の販売を考えていた。
イートインでは焼き立てで大好評の焼豚だが、もう少しボリュームがあってギフトにもできる
焼豚を新しく開発したいとかねてから密かにプロジェクトは進行していたのだ。
そして、いよいよ開発プロジェクトも詰めの段階に入り、
11月のある日、プロジェクト会議のため、たかちゃんを「四角家」に呼び寄せた。

ipadを使いこなすたかちゃん.jpg打ち合わせ.jpg
 ああしよう、こうしようと白熱する会議。
 すると、たかちゃん、おもむろにかばんの中から
 iPadを出して説明を始めたではないか。
 タニシ・キマコ 「おおーっ!」

恥ずかしながら、iPad実物を初めて目にする二人であった。
たかちゃん  「最近は社内の売上や報告もこれで管理できるんやー。便利やで」
たかちゃん、カッコイイー!
いつの間にか「桃源郷」のクラウド化が進んでいる。すごい。
会議中、何か提案したり画像があると便利なものもこれですぐ見られる。
タニシ     「俺らもiPadでやりとりするか!」
キマコ     「賛成!」
あのー、二人しかいないんだから、普通に報告したらいんじゃないですか?と僕。
タニシ     「それもそやの。iPadやめ」

iPadはさておき、たかちゃんが試作品をもってたので、他社で人気の焼豚も含め、試食してみる。
比べてみると、一目瞭然。食べるとさらによくわかる。
A社のは炊きが浅いのか味が薄く、柔らかいが脂身が非常に多い。
B社のは逆に味が濃すぎて焼豚というより角煮に近い。
たかちゃんの焼豚は脂身と赤身のバランスがよく、とにかく味が上品なのだ。
しかも柔らかい。見た目もロールケーキのように巻きがキュッとしまった感じで美しい。
さすが、たかちゃん。経営者でもあるが、生粋の職人である。
技術とセンスと手間のかけ方が違う。
聞くと、二度炊きしてあるという。確かに醤油の風味が違う。上品で贅沢な感じがする。
さぞや、原料にも特別なものをたくさん使っているのだろうと思いきや、
水と醤油と砂糖だけという。えっ・・・。とてもじゃないが、誰もこれを食べて
原料が水と醤油と砂糖だけとは思わないだろう。
けれど、たかちゃんがこれまで何度も試行錯誤してしょうがやみりんなど様々な原料を加えて
作ってみたが、結局「これが究極」という。もちろん、職人の腕があってできうることなのだが。
いやほんとに、うまい。
しかし、ドン・タニシ。このうまい焼豚をさらに究極の焼豚にすべく、
原材料や大きさ、仕上げ方などとことん詰めていく。簡単に満足はしない。
会議は夜まで続いた。

タニシ 「よし。2011年1月焼豚ロールの誕生に向けて、がんばるぞ」
キマコ 「ひぃ、ひぃ、ふぅー!」
タニシ 「違うやろ」
キマコ 「あ、間違えた。誕生ってゆうからつい・・・」
皆で  「えい、えい、おー!」

本当においしい焼豚ができるまで、もうしばらくお待ちください。

「焼豚ロール」PROJECTチーム
たかちゃんセピア.jpgタニシセピア.jpgキマコセピア.jpg
●フードアドバイザー/たかちゃん ●プロジェクトリーダー/ドン・タニシ ●広報担当/キマコ

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