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南京譚 第3章 餃子屋を巡る。 [南京譚]

神戸の餃子屋、一挙紹介。松本いよいよですねー。
ドン・タニシ 「しょうもないギャグはいれんでええけん一気にやってくれや」
ではでは、まずは南京町の餃子屋から。
「上海餃子」
上海餃子.jpg
南京町のメインストリートからちょっと路地に入る。
水餃子の名店だ。店はカウンターだけの小さなお店。
セロリや冬瓜、干し海老、白身魚のミンチなどユニークなあんの餃子がある。
餃子はタレなしで食べる。なるほど、それぞれ素材の味が伝わってくる繊細でやさしい味だ。
実はここの餃子はお取り寄せしたこともあるけど、
こうやって店でセットになったものを頼むといろいろな味が味わえて楽しい。

「元祖ぎょうざ苑」
ぎょうざ苑.jpg
ここもいわずと知れた南京町の有名店。昭和26年創業で「味噌ダレ発祥の店」と言われている。
そう、神戸の餃子は味噌ダレで食べさせるお店が少なくない。
いつも結構いっぱいで、外まで並んでいることもしばしば。
ぎょうざ苑の店内はオープンキッチンで、年代もののような皮伸ばし機で皮を伸ばし、
あんをつめているところが見える。客席もシンプルな食堂のような感じだが、それがまたいい。
餃子もいたってシンプル。実はここで何より感動したのはジャジャ麺。
いままでジャジャ麺といえば、中華麺のジャジャ麺しか食べたことがなかった。
ぎょうざ苑のそれは、釜揚げうどんの上にキャベツと肉味噌がのっかっているのだ。
麺は平打ち麺で讃岐うどんのようなコシはない。
でも、あつあつの釜揚げ状態の麺に肉味噌がからんでなかなかうまい。
これはある意味大きな収穫だった。

「瓢箪 元町店」
元町駅近くにある、カウンターだけのほんとに小さなお店。
メニューはほんとに餃子だけ。ここだけタイムスリップしたようなアンティークな空間で
年季の入ったおばちゃん二人がマイペースで焼いている。それがなんともいい。
ここもご多分に漏れず赤味噌ダレ・醤油・酢を調合して食べる。
しっかり焼色がついた餃子は皮がもっちりしてあんもしっかり味がついている。
餃子と店とおばちゃんとが三位一体となって、古き良き昭和がここにあるという感じ。
不図また食べたくなる、そんな餃子だ。

「博多 一風堂 神戸元町店」
一風堂餃子.jpg一風堂ラーメン白.jpg一風堂チャーシュー.jpg
元町駅から北へ少し上る道の左側に、ラーメン界の大御所「一風堂」がある。
ドン・タニシは博多の本店まで行って食べたことがあるらしい。
久しぶりに行ってみるかということで入ってみる。満席だ。
赤丸、白丸をそれぞれ頼んでみる。赤丸は中央に垂らした香ばしい香油のようなものが
アクセントになって食欲をそそる。白丸は麺が極細。カッペリーニのようだ。
しかもスープがクリーミィというよりミルキィ。こんな豚骨ラーメンは食べたことがない。
餃子は小ぶりだがしっかり味がついている。ちょっと甘くて独特な味だ。
昨年は一風堂ニューヨーク店もオープンしたらしい。
さすが一風堂、メニューはもちろんだが、店のサービスやツールもよくできている。
ボス、四角家のハワイ店はいつオープンするんですか?
ドン・タニシ 「まあ待て。そのうちの」

「酒と飯の店 ひら井 三ノ宮店」
あれ? 「ひら井」って高松の店じゃないですか? 
ドン・タニシ 「そうや。特にイタリアンビストロヒライはご近所さんやないか」
駅まで歩いて戻る途中、偶然見つけた。
平井料理システムは高松を拠点に中・四国・関西に店を構える飲食店グループ。
高松で数々人気店を作ってきた会社で、三ノ宮にも店があることは知っていた。
せっかくだから寄ってみようか。
ひらいの餃子.jpgひらいうどんサラダ.jpg
シンプルだけれど洗練された店内。ここでは汁鍋(いわゆるちりとり鍋)が人気らしくて
ほとんどのテーブルで鍋をつついてた。
僕らはやっぱり餃子はいっとかないと。
実は以前「ひら井の徳島のギョーザ」をお取り寄せしたことがある。
ドン・タニシ、他店の餃子をお取り寄せするときは「四角家餃子本舗」で注文する。
店から頼んでるから当たり前なのだが、意外と普通はできないもんだ。懐の大きさに脱帽。
つるつる讃岐うどんのサラダも思わず注文。なんかいいね。
こうやって地元のお店が他県でがんばってるのを目の当たりにすると、
僕らも負けずにがんばろうと思う。
まーちゃん・たかちゃん.jpg
たかちゃん、アキレス腱切ってリハビリ中なのにかかわらず、
僕たちに付き合ってくれてどうもありがとう。いつも感謝しています。

ボス、南京譚もそろそろシメに入りますよ。
ドン・タニシ 「しめしめ」
…………。
ドン・タニシ 「もう終わりか。さみしいのぉ。なんか俺の写真出すぎてないか?   
         キマコ全然出てきてないんちゃう?」
キマコ    「あのぅ…。てゆか私写真がないような気がするんですけど…」
ドン・タニシ 「あ。そか、すまんすまん。はは。そか。気がつかんかった! あらら」
わーひどッ。キマコさん今回ドレスコードあったんですよね?
キマコ    「うん。『ドン・タニシのファッションチェック』今回ものすごく厳しかったんだけど。
         その割には全然撮ってくれてないのはどういうことでしょう」
ドン・タニシ 「すまんすまん。いやーついついたかちゃんとの打ち合わせに夢中で
        次回はキマコも撮ってやるけん」
キマコ    「いいんです。主役はあくまでボスですから。
         ただ、ジュリーの写真より少ないのがちょっと…」
いいじゃん。キマコさんネギめしで出たし。
ブログはともかく、僕たちにとっては中身の濃い神戸の旅でした。
みなさん、長い間読んでくれてありがとう。
明日からよりパワーアップした「四角家餃子本舗」でお待ちしています。

【追記】僕は特別なメダカです。あなたのお家のメダカを僕のようにびんに入れて
     連れまわさないでください。死んじゃいます。
びんの中のメダカ不安.jpg



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本場さぬきうどんは合田照一商店
四角い餃子を注文する

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